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山川 考一; 青山 誠*
応用物理, 67(9), p.1072 - 1073, 1998/00
1991年、自己モード同期によるチタンサファイア(Ti:S)発振器が開発され、従来の色素レーザー等に比べて、簡便に、より安定した高出力極短パルスレーザー光の発生が可能になった。共振器内に分散補償用のプリズム対を挿入することで、パルス幅10fs台のレーザー光を発生する発振器も開発されている。一方、1994年にハンガリーとオーストラリアの研究グループによりチャープミラーと呼ばれる分散補償用の誘電体多層膜ミラーが開発され、サブ10fsのパルス幅を有する発振器も登場し始めた。本稿ではチャープミラーを用いた極短パルス発振器に関する現状と、その応用について解説する。
山川 考一; 青山 誠*
Opt. Commun., 140(4-6), p.255 - 258, 1997/00
被引用回数:17 パーセンタイル:64.61(Optics)我々はピーク出力100TW,パルス幅20fs,繰り返し数10Hzの超高出力・極短パルスチタンサファイアレーザーシステムの開発を目指し、これまでに本システムの前段部である極短パルス(~10fs)発振器の開発を行い、発振器の全固体化と新しい分散補償技術を用いることで、小型で安定した出力特性を達成している。本論文ではスペクトラムアナライザーによるパワースペクトル測定法を用い、本発振器の出力特性(タイミングジッター、強度変動)の定量的評価を行った。その結果、全固体化レーザーのノイズ特性は全固体化されていない場合に比べて2倍以上改善されることがわかった。
青山 誠*; 山川 考一; 的場 徹; 宅間 宏*
Technical Digests on CLEO/Pacific Rim'97, p.191 - 192, 1997/00
次世代光源として気体されている超高出力・極短パルスチタンサファイアレーザーシステムの開発研究を行っている。本研究ではピーク出力100TW、パルス幅20fs、繰り返し数10Hzの超高出力・極短パルスチタンサファイアレーザーシステムの開発を目指し、これまでに本システムの前段部である極短パルス(~10fs)発振器の開発を行い、発振器の全固体化と新しい分散補償技術を用いることで、小型で安定した出力特性を達成している。またスペクトラムアナライザーによるパワースペクトル測定法を用い、本発振器の出力特性(タイミンシグジッター、強度変動)を定量的に評価した。講演では本発振器の出力特性について述べる。
山川 考一; 青山 誠*; 伊藤 民武; C.Spielmann*
Japanese Journal of Applied Physics, Part 2, 35(8A), p.989 - 991, 1996/00
被引用回数:1 パーセンタイル:8.28(Physics, Applied)高出力レーザーシステムの発振器に用いられる極短パルスチタンサファイアレーザーには高い安定性と小型化が望まれている。我々は本発振器の全固体化をパルス幅10フェムト秒領域の動作で世界で初めて達成した。極短パルス光の発生方法としてチャープミラーによる分散補償技術を採用し、装置の小型化と高安定性を目指した。これらの結果、励起入力4Wにおいて、パルス幅9.5フェムト秒、出力230MWの安定したレーザー光が得られた。